プリントTシャツで差をつける!一歩先を行くTシャツプリントの6つの印刷方法

自分でデザインしたイラストやロゴをTシャツに印刷して、オリジナルのプリントTシャツを作りたい!という人が増えています。オリジナルTシャツ制作の専門店にお願いすれば、だれでも簡単にネットからプリントTシャツを制作することができますが、せっかく作るなら「周りが絶対に真似できない、一歩先を行くおしゃれなプリントTシャツを作りたい!」と思いますよね。

そこで今回は、プリントTシャツ作りで周りと差をつけるための方法として、知っているようで知らない「Tシャツプリントの印刷方法」を6つまとめて紹介します。世界に1つだけの最高の1枚を作りたいという人は、こちらで紹介する印刷方法を参考に色々と工夫してみてください!!

モノクロ写真の印刷におすすめの印刷方法は「インクジェット」!

シックで派手すぎないモノクロカラーのプリントTシャツは、大人らしくシンプルに決めたいときにおすすめです!ベースカラーを抑えつつ、遊び心のあるモノクロ写真をプリントしたTシャツは、個性的でメリハリも出ると人気があります。

白生地のTシャツにモノクロ写真をプリントするときは、「インクジェットプリント」がおすすめです。
インクジェットプリントの他にも、シルクの網掛けプリントや転写プリントという印刷方法でもモノクロ写真をプリントできますが、プリントした後の風合いをより重視されるのであれば淡色のインクジェットがおすすめです。

モノクロ写真はカラー写真に比べて色の数が少ないため、より再現性に優れた印刷方法が適しています。一見すると、モノクロは白と黒の2色使いのように見えますが、実際は、白と黒には256もの諧調があります。シルクの網掛けプリントは、このような細かい色合いを1つの版で表現するのが難しいため、色の薄いところにプリントをしてもとんでしまうことがあります。

転写プリントはフルカラーに対応しているため、モノクロの諧調や写真の細かい部分まで美しく再現することができます。ただ、モノクロ写真を印刷した専用シートをTシャツのボディにプレス圧着しているため、張り付けたあとの風合いやゴワつきが気になる・・・といったデメリットがあります。

シルクの網掛けプリントや転写プリントでもモノクロ写真を印刷できないことはないですが、再現性に優れていること、仕上がりの手触りや風合いを重視するのであれば、おすすめはやっぱりインクジェットプリントです。

ヴィンテージ風のTシャツプリントなら「ひび割れプリント」!

オリジナルのプリントTシャツを古着のようなヴィンテージ風に仕上げたいというときは、「ひび割れプリント」がおすすめです。ひび割れプリントはクラックプリントとも呼ばれ、プリント部分にひびが入り、まるでヴィンテージのような風合いを表現できるのが特徴です。

ラバーインクの一種であるひび割れプリントは、専用のインクを使用することでひび割れを起こし、古着のような自然な劣化を表現できます。着れば着るほど、洗濯を繰り返すほど、ひび割れがナチュラルに変化していくのも特徴で、劣化の状態を楽しみながら着られることも大きな魅力です。

ひび割れプリントの専用インクは二種類あります。標準タイプは、プリント部分に細かな割れを生じさせることができます。ハードタイプの専用インクは皮膜が硬いことから、標準タイプよりもダイナミックなひび割れを楽しむことができます。

Tシャツボディに乗せるインクの量によっても、プリント部分の厚みやひび割れ具合が変化します。プリント部分を手割りすることで、自分でもひび割れ加工ができますし、摩擦を加えることでもっとヴィンテージ感を出すことができます。

光沢感を出したいなら、ツルツル滑らかな「箔プリント」!

シルクスクリーンプリントの手法の一つに「箔プリント」という印刷方法があります。
箔プリントは、シルクスクリーンプリントの工程を用いてホットメルト樹脂をTシャツボディにプリントします。そのあとに、金や銀などの箔をセットして、生地に熱圧着をしてプリントします。ホットメルトと呼ばれる接着材剤は乾燥した後に熱を当てると融解し、その後にまた冷えて固まります。

箔プリントをした部分はツルツルと滑らかな光沢感がでるため、キラキラ輝くゴージャスなデザインのプリントTシャツを作るときにおすすめの印刷方法です。一度溶解させて固めたホットメルト樹脂が溶けることはありませんが、アイロンなどで高熱をかけると溶けることがあるので気をつけてください。
ほかの衣類と一緒に洗濯機で洗っても問題ないですが、箔プリントの光沢感を長持ちさせたい時は、洗濯前にプリントTシャツを裏返しておいた方がいいでしょう。

箔プリントは銀や艶消し銀・いぶし銀・銅・マットシルバー・青金・赤金などのベーシックカラーをはじめ、レーザーやリフレックス・コンフェチといったプレミアムカラーから選べます。ベーシックカラーとプレミアムカラーでは価格が異なり、インクの使用量によって箔プリントの価格は変動します。

張り付け感を抑えた自然な風合いを目指すなら「トナー転写」

転写プリントには、カッティング転写とトナー転写という種類がありますが、より濃いカラーのTシャツプリンに適している印刷方法がトナー転写です。カッティング転写とトナー転写は、デザインを印刷した専用の転写シートをTシャツボディに熱プレスする印刷方法です。

カッティング転写はインクジェットで出力して作成するため、色の発色が良いことが特徴ですが、一方で専用シートを張り付けたときの風合いが苦手という人も多いです。
トナー転写は、発色の面ではカッティング転写に劣りますが、レーザー出力を利用して作成するため、より細かいデザインに対応していることが大きな特徴です。カッティング転写のようにデザインをカットする必要がないため、細かい文字の羅列にも最適です。

加えてトナー転写は、カッティング転写に比べて専用シートの張り付け感を抑えることができるため、より自然な風合いで仕上げるのに適しています。ナイロン生地やポリエステル生地のTシャツへのフルカラープリントにも対応しています。

触り心地のよさと高級感を生み出すなら「フロッキープリント」!

フロッキープリントは、フロック加工や植毛とも呼ばれる手法です。シルクスクリーンプリントでホットメルト樹脂をTシャツボディにプリントして乾燥させ、そこに0.3ミリ~0.8ミリ程の毛羽の繊維を乗せた専用のフロッキーペイパーを熱圧着してプリントします。
昔は、静電気を使って毛羽の繊維を接着剤に植え付けてプリントしていましたが、作業環境が安定しないことから、現在はフロッキーシートを用いてホットメルト樹脂に熱圧着する方法が一般的です。
フロッキープリントの特徴は、他の印刷方法には出せない風合いを表現できることです。立体感のある毛羽の繊維は感触がやさしく、高級感あふれる風合いを生み出すことができます。

Tシャツ全体にプリントするなら「オールオーバー」!

「オーバーオール」は、インパクトのある見た目が特徴的な手法です。オールオーバーは、特大の版を用いてTシャツ全体に大きなデザインをプリントでき、基本的に顔料インクを使用します。特大版を用いる手法である以上、ネックなど部分はプリントが掠れて不明瞭になることがあります。このようなプリントの掠れを最小限に抑えるには、薄手のTシャツ生地を選ぶのがポイントです。

イベントや学校行事などで着るオリジナルのプリントTシャツを作る際に、どこから見ても目立つダイナミックなデザインにしたいといった時におすすめの手法です。オールオーバーは洗濯を繰り返しても色落ちがしにくいといった特徴もあります。
Tシャツ全体にデザインをプリントできるオールオーバーは、プリントの配置場所を選ぶことは可能です。ただ、ボディ脇の縫い目をまたぐ部分の位置合わせはあまり正確にはできないので、デザインを選ぶときは少し注意が必要です。

Tシャツプリントの印刷方法を知ることで、より楽しくオリジナルのプリントTシャツを作成できるようになります。これからプリントTシャツを作り始める方は、ここで紹介した印刷方法をぜひ参考に、理想の1枚を作成してみてください!
以上、一歩先を行くTシャツプリントの6つの印刷方法についての紹介でした。